リアリストは愛情から

「本物」を追及していくということは実に困難なことです。それは、衣食住と言う物質的なことは勿論、思想や精神と言う観念的な分野に於いては更に困難だと思います。

今朝ニュースで、冷凍餃子農薬混入事件を受けて30人の主婦が、今後冷凍食品を使用しますか!?という質問に対して、なんと全員が「使う」と答えていました。その理由は、「時間不足」と「料理の技術不足」が大半を占めていました。確かに冷凍食品の誕生が現代の主婦の時間を創出したと言われるほど便利なものではあると思いますが、同時に家庭の味と家族の安全を危機に晒しているという一面もあります。

確かに、数十年前と比べ夫婦の共稼ぎ率は飛躍的に上がっています。しかしそれだけがこの状況の原因でしょうか!?多分違いますよね。

この状況一つ見ても、本当に愛情のこもったものを食べさせたいという「本物」の愛情があれば、最初は下手でも努力をし、短時間で美味しく安全なものを作るんじゃないですかね!?僕はサラリーマンをしている時、どんなに遅くなっても、飯を炊いて、味噌汁を作って夕食を食べて居ました。

それは、科学飼料で育てられた、ブロイラーの肉が不味いように、ビニールハウス栽培の野菜が不味いように、ファーストフードとファミリーレストランと冷凍食品で育った人間も不味いと思うからです。

そしてそれは、全てに於いて言えることだと思います、洋服にとって着心地は非常に重要です。何も高いブランドものを買うということではありませんが、ブランドや、値段に騙されずきちんとコストパフォーマンスの良いものを選ぶ目を育てることが必要です。

言葉も非常に大事ですよね。よく「言霊」と言いますが、自分の発する言葉に、品格が無ければ、その人間や取り巻く環境も品格の無いものになっていきますし、怒りに満ちていれば怒りに満ちた暮らしになっていってしまいます。逆に愛情に溢れていれば愛情に溢れた生活が送れるのです。

これは訓練次第で誰でも変えていけることです。まずは日常生活の中で出会う全てのものに「これは本物!?」と問いかけ、自分で考え、五感や六感で判断をしていくことです。しかし、その大前提は、「心を込める」ということです。自分の愛する人に食べさせるもの、愛しい誰かにあげるもの、誰かに愛される自分が食べるものや使うもの、全てに今一度、本当にこれでいいのか問うてみるのもいいかもしれませんよ。

「そこに心は込もってますか!?」
一点の曇りも無く心を込めることが出来たら、それは「本物」だと思います。
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by Alchimista01 | 2008-03-17 23:58 | 一思案

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