3年経って思うこと

 東日本大震災から3年が経った。あの日、多くの人が様々なカタチで死の恐怖に直面したことと思う。そして、生命の大切さを思い知った。しかし、原発も含め、復興の実態は「生命」ではなく「資本主義」に重きが置かれたモノとなった。この震災で一儲けしようという人々が挙って東北に詰めかけたものの、様々な助成金や補助金が打ち切られるにつれそれは疎らとなり、儲からないことは一向に進まないという現状を呈している。待っていても誰も助けてくれない。それが、3年という時間が教えてくれた一つの答えである。

 もちろん、人の中に善意や良心がないということではないが、国家を中心とする「資本主義」という世界最大の力の方向性がそうであるということだ。これは決して人事ではない。将来我々に何かがあった時、国や地域、そして誰かが根本的には救いの手は差し伸べてはくれないということは知っておく必要がある。

 そして、我々が向き合うべき本当の問題は「資本主義」という構造そのものなのかもしれない。「生命を大切にする世界」それは、理想かもしれない。しかし、もはや「幸せの価値観の変換」だけが、唯一人が救われる道なのかもしれないと思った。

 多くの方の犠牲と悲しみ、苦しみによるこの結果を忘れずに、未来の為に出来る範囲で生かして行きたい。そして、亡くなられた方のご冥福と、未だ震災により苦しむ方々に一日も早い幸福が訪れることを祈念したい。
[PR]

by alchimista01 | 2014-03-11 23:15 | 一思案

<< LAMY Safari 「Ne... 予定通り >>