正しいということ

 この世で最も難しい問いの一つに「何が正しいのか!?」というモノがあります。世界には様々な学問や哲学、そして宗教があって、それぞれが「正しい」と信じている学説であったり、論理であったり、真理を主張しています。そしてその対立が時に戦争を引き起こす引き金となることもあります。

 さて、究極的に「正しい」というモノはあるのでしょうか!?

 現時点での個人的な見解としては「正しい」というモノが、もしあるとすれば、それは「正しい」という概念自体が存在しないことだと思います。どういうことかと言えば「正しい」という判断がなされるということは、何らかの「判断基準」があるということです。しかし、その判断基準自体も何らかの学説や、論理、もしくは真理に沿った形で人間によって作り出されたモノだという事です。

 つまり沿うべきモノが違うということは、誰かにとっての「正しい」と、別の誰かにとっての「正しい」は違って当たり前なのです。よって「正しい」という概念を持つこと自体が問題を難しくしてしまうのです。

 しかし、この一般的な頭で考える「正しい」に対する概念を理解した上で、心で感じる「正しい」があるのかと言えば、間違いなくあります。それは、非常にシンプルで自分と触れた相手が「温かい」と感じることです。もう少し具体的に言えば、安心する、落ち着く、不安が無くなる、心地よいといった感情になることです。

 さらに具体的に説明します。ある、女性が「会社を辞めたい!」と相談して来たとしましょう。

 (会社に行くのは社会人の務めであり、少々なことでへこたれててどうする!歯を食いしばってこその仕事だ!) 等と考えているAさんは、きっとこう言うでしょう「辞めたら生活はどうするんだ!?今後のことは考えているのか!?考えもなしに辞めたら次のところに行っても何も変わらないぞ!」

 続いて(全ての事には課題があって、それを超えていくことで人は成長できる。わたしはその手伝いをしてあげなくちゃ!」と考えている一般の人とは違うと思っているBさんはこう言うでしょう「そうね。大変よね!でもきっとあなたを成長させようと、色々な気持ちに成ることが起こっているのだから、前向きに受け止めて行けたらいいわね。まずは~~をしていきましょうね♪」

 最後にオレが温かいと思う触れ合いです「そっかぁ♪悩んだんだね。その悩んだ答えを伝えてくれてありがとう。それを伝えることが出来ただけで凄いよね!一緒に一番いい方法を考えていこう。そして結果として会社を辞めることになっても、続けることになっても前よりさらに素敵な~~さんに成れると思うよ」

 まとめると頭で考える正しいは無いが、心で感じる正しいはあるということ。そしてそれは「温かい」ということ。考え方も方法論も、行動の促しもいらない、行動を興すのはあくまでも相手だから、自分はただただ相手を信じて光を当てて温めてあげればいいし、それ以外のことは何一つ出来ないし、もし相手が望んで居ないのにそれをやれば苦を与えるだけだ。お互いさま真の温かさを身に付けたいモノである。
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by alchimista01 | 2012-09-14 12:37 | 一思案

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