『第4回AKB選抜総選挙』から学ぶ

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 順位というものは努力の総合結果である。期待値という話もあるが期待値というものも、誰かが積み重ねた行動の結果に対して、誰かが望みをかけて待ち受けることである。

 ここで我々ビジネスパーソンが、考えるべきことは単純な順位やその推移に一喜一憂することではない。より科学的な根拠に基づく分析をおこない、どうしてその対象が結果としてその順位になったのかを考え、日々のビジネスや暮らしに応用することではないかと思う。

 そこでまずは、下記のグラフを見て欲しい。着目するポイントは二点ある。一点目は【27thシングル 選抜メンバー】と【アンダーガールズ】を分けた16位の得票数が24522票と全投票数138万4122票の1.77%でしかないこと。また17位の得票数は23083票なのでその差は僅か1439票でありこれは全投票数のわずか0.1%であるということ。

 二点目は【27thシングル 選抜メンバー】16名の合計投票数が76万4481票と全投票数の55%を占めていること。ここに【アンダーガールズ】(17位~32位)の合計投票数23万8580を加えると100万3061票となり全投票数の72%となる。そして32位の得票数は9596票、48位の得票数6602票と、の差わずか2992票であった。
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 何が言いたいのかというと下位に行けば行くほど大躍進する可能性が高いということだ。上位のメンバーになればメディア露出も増え新たなファンも獲得しやすい。しかし一方でパフォーマンスやポテンシャルが期待を上回れなければたちまちにファンが離れてしまう。

 今回大きく順位を落としたメンバーはそういったモノが足りなかったのだろうし、逆に順位を大きく伸ばしたメンバーはそういった取り組みが評価されたのだと思う。具体的にいえばブログやSNS等を使ったセルフプロデュースやコミュニケーション、握手会などリアルなファンとの接点でのサービス等が挙げられる。

 単純にメディアに露出をすれば売れるという時代はここでは顕著に終わりを見せている。例えば光宗薫という研修生のくせにTVドラマ出演・CM出演・映画主演をしている露出度抜群のゴリ押しメンバーは今回の総選挙では圏外という成績に終わっている。

 我々もビジネスに於いて自社の製品やサービスのクオリティを今一度見直した上で、最適なプロモーション活動をおこなっていかなければ即座に業績不振に陥るということである。また一過性の認知活動では無くエッジをもったコミュニケーション活動を地道に続け、ファンを増やし続けて行かなければならない。

 そういった意味では彼女たちもわたしたちビジネスパーソンも情報の伝達速度と拡散速度が飛躍的に高速化したこのハイスピード社会で勝ち残る為の術を持たなければ生き残ってはいけないだろう。
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by alchimista01 | 2012-06-07 19:55 | 一思案

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