悪魔の力

 平井憲夫さんの【原発がどんなものか知ってほしい(全)】

 という話を読んだ。分かったことは原発で電気を作るということは、作業者を被曝させ、周辺住民を被曝させ、事故があれば近隣の海や大気中に放射能を垂れ流すということだ。そして、半減期が300年という放射性廃棄物を永遠に生み出し、運転が終わった原発の解体すらも出来ないということ。全然人の手に負えていないということではないか。

 オレも原発について真剣に考えることがなかったが、良く考えた。結論は【電気いらねぇ】だ。誰かの犠牲の上に出来たエネルギーでなど暮らしたくない。プルトニウムを平和利用することをもって国際的対面を保とうとする政府、補助金欲しさに原発を受け入れる自治体、高給に騙されて働く作業員。そしてクリーンエネルギーというイメージに騙されていた自分も含む国民。これじゃ駄目だ。国力を総動員したが惨敗した太平洋戦争の繰り返しじゃないか。

 日本はこの小さな国で一昨年までGDP2位であったことが異常なのだ、昨年中国に抜かれたが、中国の国民一人当たりの生産量は日本の1/10以下である。この先抜かれていくインド、ブラジルに於いても人口、国土共に日本を上回っている。何が言いたいのかと言うと、日本のシステムは、非常に高くギリギリなバランスで保たれている。その為、何かが狂うと全てが狂ってしまう。日本は国土と人口比率で考えた時に無理をしすぎなのだ。

 原発という「悪魔の力」を使わない為には、電気の消費量を減らせばいい。その為には従量課金制にすればいい。つまり、ある一定量を超えると目ん玉が飛び出るくらいの請求をすればいい。もちろん企業や公共交通は除く。すると国民は電気を使わなくなるので、当然電気以外の機器が発達する。すると停電に強い国民体質が生まれるのではないかと思う。

 ライトアップが豊かさの象徴だという幻想は、この機会に消えてしまえばいい。
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by alchimista01 | 2011-03-16 12:30 | 一思案

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