魂の死 其の四 「信という光」

 前回までのあらすじ

 「魂の死」を知る為に「魂の生き甲斐」を考えた。「魂の生き甲斐」とは「人を幸せにすること=自分の幸せ」と思えることである。しかしその境地に到達するには「苦」を滅する必要があった。その為に「模倣」(良いことを繰り返すこと)が必要だ。「模倣」により固定観念や偏った価値観、強い拘り、卑屈な気持ち、不安な気持ちといった心の城塞を破壊しない限り心に光は差さない。トンネルの中を走るような地味で不安な「模倣」を続ける為に必要なこととは・・・

 本題「信という光」

 光の無いトンネルをやみくもに進むということは相当に難しい。しかし、トンネルの先に光が見えれば安心して進んでいける。光とは信じる何かである。それは最初の段階では往々にして「人」である。つまり信じることの出来る「人」を見つけることが幸せになる第一歩である。

 そして、その為には信じることの出来る「人」を見極める力が必要不可欠である。では、いったい何を持って見極めたらいいのかというと「真理の眼」で物事を観れる「人」かどうかということである「真理の眼」を持っているかどうかを見極める方法だがこれは簡単だ。

 一言で言えば「真理の眼」を持っている人は「暖かい」そしてこうあるべきというような話や、こうならなければいけないというような現状を否定するようなことを言わないということだ。

 そういう人の下で良いことを繰り返し行う事で「魂の皮膜」は必ず剥がれる。そうするとついには自分自身が光り出す。この段階まで来れば自分自身も「真理の眼」を備えるようになり、自ずと「魂の生き甲斐」「人を幸せにすること=自分の幸せ」と思えるようになるのである。

 終わり
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by alchimista01 | 2011-03-15 12:30 | 一思案

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