魂の死 其の弐 苦は生み出すモノ

 「苦」とは簡単に言うと無知により生まれる。例えば、自分の思い通りにならないことで、例えば未来に対する漠然とした不安で、例えば言わなくても分かって貰えるという錯覚で「苦」は生まれる。いや、正確に言えば無知ゆえに生み出しているのである。

 では、上記の話を智慧も持って観るとどうなるのかと言えば、自分の思い通りにならないことが当たり前なのだと知れば、思い通りにならなくても「苦」は生まれない。また、今どうにも出来ない未来に思いを馳せても仕方ない、未来へと続く今をどうするかが重要なのだと知れば、漠然とした未来への不安という「苦」は生まれない。さらに、言わなければ分かって貰えないということを知れば、言わなくて分かって貰える筈なのにという「苦」は生まれない。

 そういった無知(仏教では無明という)の状態である限りは自分が幸せになろうという力が勝ってしまい、なかなか人の為にとは思えない。すると「魂の生き甲斐」を感じるような境地に入ることはなかなか出来ない。結果として人は中々幸せになれないのである。

 なーんだ結局幸せになれないんだ・・・と思われるかもしれないが、実は一つだけ幸せになることの出来る単純な方法がある。

つづく
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by alchimista01 | 2011-03-10 12:33 | 一思案

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