本質的な強さについて

 最近「強さ」について考えることが多い。そんな時に避けて通れないのが「弱さ」についてだ。「弱さ」とは「自分の中に人に見せられない、もしくは見せたくない何かがあること」だと思う。それは秘密やトラウマ、不信や不安などが当てはまる。

 つまり「強さ」とは自分の弱さを認めてしまうことにより、それを「弱さ」と認識しなくなることだと思う。言葉にすると簡単だが実際に行うことは実に難しい。

 例えば人前で泣くことは恥ずかしいという人が多いと思う。また、それは弱さの象徴であるという考え方が一般的である。その為、人前では泣かないと考える人が多い。そして泣くものかと思うと、人は泣かないように泣かないように行動するようになる。

 しかし、それは感情の何十パーセントかを麻痺させているだけで決して泣かないほどに強くなった訳ではない。反対に泣けるということは百パーセントの感情を常時表現できるということである。どちらが本質的に強いのかと考えた時に答えは明白だと思う。

 ところが、このことを頭で理解したとしても、人は人前で泣けないモノだ。理由は泣くことは恥ずかしいという感覚を払拭することが難しいからだ。しかし、思い切って泣いて見た時に泣いた本人だけが分かる世界がある。その世界こそ「強さ」に他ならない。
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by alchimista01 | 2011-01-09 10:37 | 一思案

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