こころの進化 壱

 技術が進化しても、物質的に豊かになっても幸せになれるとは限らない。逆を返せば技術が進化しなくても物質的に貧しくても幸せになれると言うことだ。寧ろ現代人は幸せのハードルを下げるのではなく、取り換えた方が良いと思う。

 新築の一軒家に住む・高級車に乗る・高価なブランドの服を着る・高級料理を食べる・高級旅館やホテルに泊まる。確かにこれらは人に満足を与えるかもしれない。しかし、それらはスパイスの様なモノで、肝心の「こころ」が幸せで無ければ中身のないスパイスだけの人生だ。

 では肝心の「こころ」を満たすモノは何であるのかと言えば、恋人や家族、友人とのコミュニケーションが円滑に取れているかどうかということだ。人は一人では生きて行けない。それは王様にも乞食にも老若男女を問わずに存在する真理だ。

 つまり「物質的な豊かさで満たされるこころ」というハードルを「コミュニケーションの円滑さにより満たされるこころ」というハードルに置き換えれば良い。そうすれば、ボロ屋に住んで、自転車に乗って、激安の服を着て、家で作った安い料理を食べて、傾きかけた民宿に泊まっても幸せで居られるのだ。極端な話だが、一番重要なことは「何を」では無く「誰と」なのだ。

 その為には「こころを進化」させないと行けない。これは実に難しい課題だ。しかし「こころを進化」させなければ幸せになることは難しい・・・ではどのように進化させるのかという話だが、これはまた、次回お話しよう。
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by alchimista01 | 2010-08-19 12:03 | 一思案

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