灯し灯され

悩みの渦中にいる時は、自分だけがこの世界から忘れ去られた存在のように感じる。
それは一縷の光も見えぬ、常しえの闇。孤独と葛藤に苦しみつつ落ちていく無間地獄。

しかし、永遠に落ちていくかにみえる地獄という深い穴にも底というものが存在する。
プライドや常識という余計なものを捨てさり両手を上げた瞬間、確かに穴の底に足が着く。

後は穴の底を思いきり蹴って真っ直ぐに上へ向かって這い上がっていけばいい。
ところが誰かに灯りをともして貰わなければどちらが上かも分からぬほどの真暗闇。
灯りを自分でともそうにも這い上がる為に両手は塞がっている。困り果てて進めない。

誰かがそんな時、そっと灯りを差し伸べることの出来る人間でありたいと思う。
そう自分もあの日、誰かのともしてくれた灯りのお蔭様で生きているのだから。


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by alchimista01 | 2009-11-14 01:00 | 一思案

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