アニマとアニムス

カール・グスタフ・ユングの「内なる異性」という本を読んでいます。基本的に難解なのでなるべく簡単に説明しますね。

アニマ

男性の人格の無意識の女性的な側面をアニマの元型と規定した。男性が持つ全ての女性的な心理学的性質がこれにあたる。男性の有する未発達のエロス(関係の原理)でもある。

アニムス

全ての女性が精神の中に類似の、男性的な属性と潜在力であるアニムス(animus)を持つ。アニムスは女性の人格の無意識の男性的な側を意味する。女性の有する未発達のロゴス(裁断の原理)でもある。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

男性も女性も外的には社会に承認されるために、いわゆる男らしいとか女らしいという仮面(ペルソナ)をつけているが,内的にはその逆のアニマ (アニムス) のはたらきによって心のバランスを保っている。

男性は大人になるにつれて、自分の中のアニマを排除しようとし、女性は反対にアニムスを排除することによって女らしくなろうとする。

しかし人間は男女共に中年期になるとアニマとアニムスの統合が進み、アニマとアニムスの両方を受け入れるようになると考えられている。

アニマ (アニムス) は共に肯定的,否定的なはたらきをもっている。しかしそれを可能な限り意識化して人格の統合をはかることが,個人の自己実現の過程であるとユングは主張している。

その過程は創造的である一方、破壊の可能性も秘めている。 出典: 『性と文化の書斎』より

つまりアニマやアニムスの統合が上手く行かないとゲイやレズに至るということなんでしょうね。また一方でロゴスやエロスを意識しすぎても自身のアニマやアニムスを否定し続ける結果となり何らかの精神的歪みを生むと言うことなのでしょうね。

自己の中にあるアニマやアニムスを何らかの形で開放してあげることがまずは重要ですね。

因みにわたしは、幼少期からの周囲の女性との関係性において、ファッションや趣味の分野等でアニマの開放を行ってきた為、割りとバランスの良い統合を果たせている気がしますが、少しロゴス的要素が弱い気もするので、それは今後の課題として取り組んで行きたいと思います。
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by alchimista01 | 2009-06-11 16:13 | 一思案

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